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2016.12.02監督・作品情報

【授賞式】「第21回 新藤兼人賞」、ndjc2008参加作家 中野量太監督が金賞を受賞!

受賞三人

(左から)プロデューサー賞を受賞した川口典孝氏、中野量太監督、銀賞を受賞した小路紘史監督。

12月2日(金)、如水会館(東京都千代田区)で「第21回 新藤兼人賞」の授賞式が行われました。

「新藤兼人賞」は、日本映画の独立プロ50社によって組織される日本映画製作者協会に所属するプロデューサーが「この監督と組んで仕事をしてみたい」「今後この監督に映画を作らせてみたい」というプロデューサーの観点で選考が行われる新人監督賞で、現在では新人監督の登竜門として知られています。

 

新藤兼人賞とは>>

 

本年度は、長編デビュー作から3作品までの新人監督180作品を対象に選考が行われ、授賞式には金賞を受賞した「湯を沸かすほどの熱い愛」の中野量太監督(ndjc2008参加作家)をはじめ関係者が一同に会しました。

 

スピーチする中野監督

 

「信頼してくれたプロデューサーがいたから完成した作品」と語った中野監督。

途中で感極まり号泣してしまいます。

「オリジナル映画を新人の僕が撮っても、興行的にどう勝負できるか保証がない中で、

僕を信じてくれたプロデューサーに恩返ししたかった。この賞は、僕の誇りです!」

と涙ながらに語っていました。

 

感極まる中野監督

涙が止まらない中野監督に会場からは声援も。

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(左から)ndjcスーパーバイザー佐々木史朗氏と桝井省志氏、中野量太監督

 


 

中野量太監督作品「湯を沸かすほどの熱い愛」

死にゆく母の熱い想いと、想像もつかない驚きのラストに、
涙と生きる力がほとばしる家族の愛の物語。
銭湯「 の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。
そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく…。

 

脚本・監督:中野量太
出演:宮沢りえ、杉咲 花、オダギリジョー、松坂桃李 他

「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト

 

 
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