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2018.10.09監督・作品情報

【掲載情報】文化庁広報誌「ぶんかる」 若手映画監督の声:松永大司監督

文化庁広報誌「ぶんかる」 若手映画監督の声 にndjc2010松永大司監督の寄稿文「今よりも,もっと先に」が現在、掲載中です。

これまでにもndjc参加作家が寄稿をしている読みごたえたっぷりのコーナーですので、バックナンバーも要チェックです!ぜひご覧ください!

 

ndjc2010完成作品『おとこのこ』

ndjc2010完成作品 松永大司監督「おとこのこ」

中学3年生の賢と透はイジメにあっている。他人からの愛情を欲しているのに、それをどうすれば得られるのかがわからない賢は孤独にもがき苦しむ。そんなある日、透に理不尽な怒りをぶつけて落ち込む賢は、家庭教師の理恵のバイクに乗せられ、夜の街に向けて走り出すが…。 

監督・脚本:松永大司
出演:清水尚弥、吉原拓弥、内田慈、磯貝奈美、吉永秀平、山下容莉枝

10月19日公開 長編映画「ハナレイ・ベイ」

©2018『ハナレイ・ベイ』製作委員会

©2018『ハナレイ・ベイ』製作委員会

 美しき湾、ハナレイ・ベイで死んだ息子。
 私は、彼のことが好きではなかった。

それは突然の知らせだった。ピアノバーのオーナーでシングルマザーのサチは、息子タカシが、ハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知る。サーフィン中の事故で、大きな鮫に襲われて死んだという。サチはハナレイ・ベイに向かい、もの言わぬ息子と対面を果たした。
息子の遺骨と共に日本へ帰ろうとした矢先、彼女はふと足をとめ、息子が命をおとしたハナレイ・ベイへと向かう。

サチはチェアを持って海岸に行き、本を読んで時間を過ごした。時折、じっと海を見つめながら。毎年、この「行為」は続いた。タカシの命日の時期にハナレイ・ベイを訪れ、数週間過ごすのだ。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。

そんな時に出会った、2人の若い日本人サーファー。まだ世間知らずな彼らに息子の姿をダブらせるサチ。そんな時、2人から〝ある話〟を耳にする。「赤いサーフボードを持った〝 右脚のない日本人サーファー〟がいる」と…

これは、<人生で一番大切な人> に会いたくなる、希望の物語。

 

監督・脚本・編集:松永大司
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎ほか
原作:村上春樹「ハナレイ・ベイ」(新潮文庫刊「東京奇譚集」)
公開:2018年10月19日(金)

「ハナレイ・ベイ」公式サイト
「ハナレイ・ベイ」本予告

 

11月9日より限定公開 アジア三面鏡2018「Journey」

ひとつのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作するアジア・オムニバス映画製作シリーズ第二弾「アジア三面鏡2018:Journey」に日本代表として松永大司監督が参加しています。

 

アジア三面鏡2018「Journey」

(日本)松永大司監督作品『碧朱』

舞台はミャンマー。主人公はヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人・商社マン。民主化して間もない街の進化と喪失、現地の人々との交流、彼が抱いた心の機微を色彩豊かな映像で描き出す。

(インドネシア)エドウィン監督作品『第三の変数』

インドネシア人夫婦が旅先の東京で出会う不思議な男性。民泊を営む傍、コンサルタントを自称するその男から奇妙で官能的なアドバイスを受ける夫婦。シュールレアリストとして知られるエドウィン監督が独特な切り口で描く物語。

(中国)デグナー監督作品『海』

中国・北京から海を目指し、全く性格の違う母娘が旅するロードムービー。徐々に旅の目的が分かってくる展開に最後は涙すること必至。喧嘩しながら旅を続ける母娘を通して、普遍的な親子の問題、現代中国特有の人間模様が浮き彫りに。デグナー監督自身の経験や境遇が大きく反映された渾身の物語。

 

2018年11月9日(金)〜15日(木)、新宿ピカデリー・大阪なんばパークスシネマ・名古屋ミッドランドスクエアシネマにて限定ロードショー。

「アジア三面鏡2018」公式サイト

 

 

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