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2023.05.10ndjc情報

【作家募集】「長編映画の企画・脚本開発サポート」

ndjcでは、昨年度に引き続き「長編映画の企画・脚本開発サポート」を実施いたします。

プロデューサー、映画監督、脚本家講師による指導のもと、才能ある若手作家に対し、オリジナル作品の企画・脚本開発およびパイロット映像製作のサポートを行います。さらに発表の場を設け、映画製作者に向けたプレゼンテーションの場を提供します。

応募締め切りは2023年7月7日(金) 17:00 です。

詳細は募集要項をご確認ください。

面談の様子

面接

パイロット版製作

パイロット版製作

プレゼンテーション

プレゼンテーション

講師紹介

◆ 山本晃久  / ウォルト・ディズニー・ジャパン プロデューサー 

1981年、兵庫県出身。
代表作は映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(17/白石和彌監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)、『スパイの妻〈劇場版〉』(20/黒沢清監督)など。
また、「山田孝之のカンヌ映画祭」(17/TX)、「恋のツキ」(18/TX)、「全裸監督シーズン2」(21/Netflix )など多数のドラマも企画、制作している。
映画『ドライブ・マイ・カー』(21/濱口竜介監督)では第74回カンヌ国際映画祭 脚本賞、第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞など多数の賞を受賞。
個人では第25回新藤兼人賞プロデューサー賞、第45回エランドール賞プロデューサー奨励賞、第41回藤本賞を受賞している。
現在は、ウォルト・ディズニー・ジャパンにて、コンテンツ制作に携わり、Disney+STAR配信作品として「すべて忘れてしまうから」(22/岨手由貴子監督、沖田修一監督、大江崇允監督)、「ガンニバル」(22/片山慎三監督、川井隼人監督)、「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」(23/萩原健太郎監督)などを制作している。

《コメント》
この出会いを通し、観客の立場に立ちながら、一緒に心から面白いと思える企画を育めたらと思います。

 

◆ 田中幸子  / 脚本家

東京生まれ。
東京藝術大学美術学部卒・同大学院映像研究科脚本(田中陽造ゼミ)修了。『トウキョウソナタ』(08/黒沢清監督)で脚本の仕事を始める。同作は第61回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞。主な作品に『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(12/御法川修監督)、『散歩する侵略者』(17/黒沢清監督)、『寝ても覚めても』(18/濱口竜介監督)などがある。

《コメント》
映画の脚本は、設計図であり、映像作家の作家性の土台となるキャンバスでもあり、かつ、これから生まれる映像の大切な一部です。内容的に未完成でも良いのです。もちろん、完璧過ぎて手を加える余地はないと思えるものでも良いのです。ユニークな映像表現の種が、どこかに隠れているかもしれません。あなたにしか書けない映画脚本を、一緒に探ってみませんか。

 

◆ 大江崇允  / 映画監督・脚本家 

1981年、大阪府出身。
近畿大学で大橋也寸(おおはしやす)氏よりフランスの演技システムであるルコック・システムを学び、卒業後も演出や俳優として舞台作品に携わる。その後、映画制作を始め、監督・脚本として活動。
監督・脚本映画に『美しい術』(09)、『適切な距離』(11)がある。ドラマでは演出「君は放課後、宙を飛ぶ」(18/TBSサービス・東映)、「すべて忘れてしまうから」(22/Disney+)、脚本では「恋のツキ」(18/TX)、「ガンニバル」(22/Disney+)など。
映画『ドライブ・マイ・カー』では、脚本を手掛けた濱口竜介監督と共に、カンヌ国際映画祭や日本アカデミー賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞などで脚本賞を受賞。

《コメント》
映画を作っていてつくづく思うのは、「何を作るのか」と同じぐらい「誰と作るのか」が重要だなあと。面白い脚本を一緒に組み上げる仲間になれるよう、そこにある脚本をそのままに、広い視野で感じられればと考えています。

*以上敬称略

募集要項

◆ 概  要 ◆

本プロジェクトでは、現役の映画プロデューサーによる指導のもと、才能ある若手作家に対し、オリジナル作品の企画・脚本開発およびパイロット映像製作のサポートを行います。座学や個別指導により、商業長編映画監督として必要な知識や視点を身に付け、クオリティ・実現可能性ともに高度な企画・脚本開発を目指します。

オリジナル映画の企画書・脚本を公募し、選考委員による一次選考にて10~15名を選出します。選出された作家にはプロデューサー講師による講義にて商業長編映画作品を製作するにあたり必要な知識や考え方を学び、企画書・脚本を改稿します。そのうえで最終選考を行い、2名を選出します。選出された作家は講師による指導のもとで企画・脚本開発、パイロット映像製作に取り組み、開発された脚本とパイロット映像をもって映画製作者に向けたプレゼンテーションを行います。

 

◆ 応募対象者 ◆

▼日本国籍又は日本の永住資格を有すること。

▼長編映画*1監督経験者およびndjc製作実地研修参加者。

*1 40分以上の映画。ただし商業長編映画監督作*2は2作品以内とする。
*2 東京地区に於いて有料で初公開された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品。劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上連続して映画館のみで上映された作品。

▼既にプロデューサーと企画を検討している場合も応募可とするが、育成対象は監督のみとする。ただし、脚本開発の際にはプロデューサーも参加すること。

 

◆ 提出物 ◆

1. 履歴書/経歴書 (フォーマット有/ダウンロードはこちら ◉PDF   ◉エクセル

2. 劇場用オリジナル映画脚本(1人1作品/A4サイズをヨコに使用、縦書き)
※尺は90分〜120分程度を想定して執筆すること。
※脚本は応募する作家自身が執筆する。ただし作家が創作の主体である場合に限り、脚本協力者も認める。

3. 企画書 (書式および枚数自由/プロットを入れ込むこと)

4. 参考映像(視聴可能リンク/1作品まで/作家自身が監督した作品で、作家性があらわれているもの)
※著作権等の関係で提出ができない場合は、その旨を記載すること。

 

◆ 提出期限等 ◆

《提出締切》2023年7月7日(金) 17:00必着
※応募を考えている方は、できるだけ事前に事務局あてに応募の意思がある旨をご連絡ください。

《提出方法》メールまたは郵送にて、以下宛先までお送りください。

【宛先】特定非営利活動法人映像産業振興機構 ndjc事務局
【住所】〒104-0045 東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2F
【メールアドレス】ndjc@vipo.or.jp
【TEL】03-3543-7532

 

◆ 留意事項 ◆

(1)当プロジェクトは人材育成事業であり、当プロジェクトにおいて映画化を行うものではありません。
(2)プロジェクトをとおして、研修参加者に対しては、いかなる報酬も支払われません。
(3)最終選考者の脚本開発における交通費等は、規程の範囲内で支払われます。
(4)当プロジェクトにて開発された脚本の著作権は執筆者に帰属します。
(5)申込書等の提出書類に記載された個人情報は審査にのみ使用しますが、一次選考後は通過者の氏名、応募脚本名等を公開しますので、予めご了承ください。
(6)応募時の提出物は返却しません。記載内容に関して照会する場合がありますので、必ず写しをとり保管してください。提出物は選考後、事務局で責任をもって廃棄します。
(7)プロジェクト参加作家の審査等は、事務局内に設置する有識者による選考委員会で公正に行います。審査基準・審査結果に関するお問い合わせには一切応じることはできません。

 

◆ スケジュール ◆

5月10日(水) 作家募集開始
7月7日(金) 応募書類提出締切
8月末~9月上旬 一次選考会
9月上旬 通過者を対象にした講義➡︎講義を受けてブラッシュアップした企画書の提出(脚本の改稿も可)
10月下旬 面接・最終選考会
11月中旬〜3月 脚本開発(~12月)・パイロット映像製作(1月~3月)
3月 映画製作者に向けたプレゼンテーション

※事情により、スケジュールが変更になる場合もございます。予めご了承ください。

 

★ 募集要項ダウンロード

 

みなさまからのご応募、お待ちしています!!

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